窓・ドア・外構の防犯対策と費用相場！リフォームで空き巣を撃退しましょう
皆さん、こんにちは！
静岡県焼津市のリフォーム専門店、東海住研です。
最近、空き巣や強盗などのニュースを度々、目にするようになりましたね。当社にも防犯対策のリフォームに関するお問合せが増えています。
『家の防犯』について考えると、ほとんどの方が防犯カメラをイメージされるかと思います。以前なら防犯カメラは犯罪の抑止に役立っていましたが、最近の空き巣や強盗にはあまり効果がありません。
また、録画ができる防犯カメラは証拠の収集ができますが、それは犯罪が起こってから対応することになります。それよりも、犯罪が起こらないよう予防策を打っておきたいですよね。
そこで今回は防犯性の高い、お住まいのリフォーム方法を厳選して紹介します。
窓やドアなどの開口部や、そこにたどり着くまでの外構のセキュリティを高め、安心して過ごせる住まいづくりをしましょう。
開口部の窓・ドアの防犯リフォーム4選
空き巣の侵入経路は半数以上が窓からという統計が出ています。「1階の窓は施錠しているけど、2階はあまり気にしていない」「窓を開けたまま寝ている」という方もいらっしゃるでしょう。しかし、空き巣は近隣住民や通行人の目撃を嫌い、注目されにくく防犯意識の低い2階以上の窓からの侵入を狙います。
また、室内へ侵入する方法は窓と同じ開口部であるドアも注意しなければなりません。
ここでは、開口部である窓とドアのリフォーム方法を4つに分け、費用相場と併せて紹介します。防犯対策を検討する際は第一に開口部に注目してみてください。
1.窓に面格子を取り付ける
面格子は窓の外側に取り付ける柵のことを指し、後付けが可能です。
面格子の設置には以下のようなメリットがあります。
空き巣からすれば、面格子が付いている窓とそうでない窓であれば、後者の家を選択するでしょう。侵入をするとしても、面格子を外さなければなりませんので時間がかかりますし、音も発生します。
また、小さなお子様やペットがいるご家庭では落下事故の防止にも役立ってくれるでしょう。
面格子の設置はデメリットも踏まえたうえでご検討ください。
面格子が設置されていると、万が一、火災などが起こった場合に窓から逃げ出しにくくなります。安全性の面で言えば窓からの落下事故のリスクを下げることはできますが、避難経路を防ぐことになるので、よくご検討ください。
また、面格子があることによって窓の拭き掃除が難しくなることもデメリットとなるでしょう。
面格子後付けの費用相場
面格子は材質によって耐久性や価格が異なります。人気が高いのはステンレス製とアルミ製の2つで、ステンレス製の方が耐久性が高く、価格も高めです。また、面格子のサイズによっても費用は変動します。
| 面格子の材質 | 費用相場 |
| ステンレス製 | 約5～10万円 |
| アルミ製 | 約1～3万円 |
2.窓にシャッターを取り付ける
面格子の設置と同じく、シャッターの設置も後付け可能で、2階以上の窓にも設置できます。
シャッターの設置には以下のようなメリットがあります。
シャッターが設置されていると、視覚的に侵入が難しい家だと空き巣は判断するでしょう。実際にシャッターからの侵入は難しく、ガラスを割ってクレセント錠を外す『ガラス割り』を防ぐことができます。手動のタイプもありますが、電動シャッターなら手では簡単に開けられません。
また、夏の日差しを遮り、冬の冷気の浸入も防いでくれます。台風の際には飛来物から窓ガラスの割れも防止します。
シャッターの設置には以下のようなデメリットもあります。
住宅密集地の場合、シャッターの開閉する音によって近隣住民に迷惑がかかる恐れがあります。
また、シャッターを閉めると室内は暗くなりますので「朝日の光で目を覚ましたい」という場合には向いてないでしょう。
なお、中には「開閉が面倒になって結局シャッターを開けっぱなしにしている」という方もいらっしゃるので本当に必要かどうか状況に合わせてご検討ください。
シャッター取り付けの費用相場
シャッターの設置は手動か電動か、サイズなどによって価格が変動します。
| シャッターの種類 | 費用相場 |
| 電動シャッター | 約20～35万円 |
| 手動シャッター | 約10～20万円 |
3.内窓(二重窓・二重サッシ・インナーサッシ)を設置する
内窓とは、既存の窓の内側に設置する窓のことで二重窓・二重サッシ・インナーサッシとも呼ばれています。なお、二重ガラスと混同されがちですが、こちらは窓ガラスが複数枚で構成されている窓ガラスのことで、内窓とは別のものです。
内窓の設置には以下のようなメリットがあります。
空き巣は下見をする際、必ず「侵入しやすいかどうか」をチェックします。二重窓は侵入するために2枚の窓を割る必要があるため、空き巣の対象から外れやすくなります。
また、内窓を設置することによって外からの冷たい空気や夏の暑さを軽減することができます。ひいてはエアコン代の節約になることから補助金制度の対象となる可能性があり、お得にリフォームができます。
窓が2枚になるため、開閉や掃除の手間がかかるでしょう。
また、カーテンやロールスクリーン、物を置いている場合も干渉するかどうかを事前にご確認ください。
内窓設置の費用相場
内窓は防音や防犯性能などのグレード、サイズなどによって価格が異なります。
| 内窓のサイズ | 費用相場 |
| 小窓(トイレ、洗面所など) | 約4～6万円 |
| 中窓(ダイニング、寝室など) | 約5～7万円 |
| 大窓(ベランダなどの掃き出し窓) | 約8～12万円 |
なお、内窓の設置は要件を満たせば『先進的窓リノベ2025事業』の補助金を受け取れる可能性があります。補助金額はサイズや窓のグレードによって異なり、1か所あたり12,000円～106,000円です。
4.防犯性の高いドアに取り替える
最新の玄関ドアは防犯性能が高い商品が登場しています。
例えばスマートコントロールキー対応のドアはタグキーをハンドルに近づけたり、リモコンを携帯してドアのハンドルのボタンを押したりと、鍵穴に鍵を指すことなく開け閉めが可能です。そもそも鍵穴が無いため、ピッキングの心配がいりません。
それとは別にピッキング防止機能を備えたドアは、1つ目の鍵を不正に開けられたとしても、2つ目の鍵を50秒以内に開けなければ上下の鍵が再度ロックされるものです。
他にも鍵をうっかり閉め忘れても自動施錠できる設定のものもあります。
工事も1日で終わるケースが増えているため、デメリットと言えば費用がかかること、床にわずかな段差ができることくらいで、メリットの方が多いリフォームです。
ドアリフォームの費用相場
玄関ドアは様々なメーカーから商品が登場しており、主に性能によって費用が異なります。
| ドアの種類 | 費用相場 |
| 防犯性能の他、断熱性能や通風機能付きドアなど | 約30～50万円 |
| 防犯性能の他、高断熱仕様、防火機能付きドアなど | 約50万円～ |
なお、断熱性能が高いドアへリフォームをする場合、『子育てグリーン住宅支援事業』の補助金を活用できる可能性があります。補助金額はドアの大きさやグレードによって異なり、1か所あたり58,000円～220,000円です。
外構の防犯リフォーム2選
空き巣が窓・ドアという侵入口にたどり着く前の、玄関ポーチやお庭などの家の周りにも注目してみましょう。外構の防犯リフォームを行っておくことでセキュリティを高めることができます。
1.防犯砂利を敷く
防犯砂利は一般的な砂利よりも、上を歩いた際に大きな音が鳴るように加工された砂利です。
防犯砂利には、以下のようなメリットがあります。
防犯砂利は軽く踏むだけでセミの鳴き声ほどの大きな音が鳴ります。窓の下に敷いておけば侵入者を音で知らせてくれるだけでなく、近隣住民や通行人に気づかれることを恐れて逃げ出すことにも期待できます。
また、砂利を敷いておくと雑草が生えにくくなるというメリットもあるので、草刈りに手間を感じている方にも大変オススメです。
防犯砂利を敷く前に、デメリットについても知っておきましょう。
防犯砂利はフラットなタイルなどと違い、砂利の間に落ち葉やゴミが挟まりやすく、掃除に手間がかかる可能性があります。
また、防犯砂利は土より固く、もしも上で転んでしまった場合はケガをするリスクが高くなります。
砂利が飛んだり、音がすることで近隣トラブルになることもあるので、ご家族が頻繁に通るような場所は音が小さな砂利を敷くなど対策が必要です。
防犯砂利敷きの費用相場
防犯砂利敷きにかかる費用は砂利の種類や量、地盤の状態、広さなどによって変動します。
| 防犯砂利敷きの費用相場 | 約3,000～7,000円/㎡ |
2.防犯性の高いフェンスに取り替える
お住まいの塀やフェンスは見通しが悪いという場合は取り替えがオススメです。隙間が無いなど外からの視線をシャットアウトするほど、侵入者が身を隠しやすくなるからです。
以下のようなフェンスは防犯性が高いと言えます。
・見通しが良い
・先端がとがっている
・人目の付きにくい場所に設置する
見通しの良いメッシュフェンスだと目撃されやすくなることから空き巣が避ける環境になります。フェンスの先端がとがっている場合は乗り越えにくくなるうえ、防犯意識が高い家だと判断されるでしょう。
勝手口など人目に付きにくい場所もフェンスで囲うことによってセキュリティを高めることができます。
フェンスリフォームの費用相場
フェンスのリフォームは素材や大きさ、既存フェンスの撤去費用などによって異なります。
| フェンスの素材 | 費用相場 |
| アルミ | 約1～6万円/m |
| スチール | 約0.5～1万円/m |
| 木目調樹脂 | 約1～3万円/m |
リフォームのことなら東海住研へご相談ください！
防犯対策には様々に方法があるため「どこから始めればいいか分からない」「これで本当に安心なんだろうか」など、迷ってしまうこともあるでしょう。
そんな時こそプロの手を借り、万全かつ最低限の防犯リフォームの方法は何か調べてもらいましょう。
当社、東海住研では玄関や窓、外構などの防犯リフォームの施工実績が多数ございます。屋根や外壁、増改築も行う、お住まいのプロフェッショナル集団です。
お住まいのことで心配なことやお悩み事がございましたら、丸ごとご相談ください。豊富な知識と経験をもとに、最適なリフォームを提案・施工いたします。
ご相談・調査・お見積もりは無料ですので、お気軽にどうぞ(^^)/
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