静岡県藤枝市U様邸|「屋根材が落ちてくる」とのお悩み、スレート屋根を金属屋根(横暖ルーフ)でカバーする工事をご提案!
「屋根のカケラが落ちてくるんです」とのご相談が
こんにちは。現場管理桑畑です。静岡県藤枝市のU様より、屋根の劣化に伴う落下物についてお問い合わせがありました。
詳しくお話をお聞きすると、屋根材がポロポロと落ちてきているそうです…
U様邸はスレート屋根だったので、「おそらくノンアスベスト屋根が使われているのでは?」とお伝えし、現地調査に向いました。
【施工前】予想的中、 ノンアスベストのスレート屋根でした




早速ドローンで上空から調査すると、屋根材がひどく劣化して欠けていました。
ノンアスベストのスレート屋根材が寿命を迎えていたのです。
この屋根材は非常に割れやすいため、塗装をしても修繕できません。(職人が屋根の上に登るだけで割れてしまいます)
屋根葺き替えか屋根カバー工事をする必要がありますので、U様ともご相談しました。
その結果、屋根材の撤去費用がかからない屋根カバー工事をすることとなりました。
※スレートと金属屋根材は軽い素材同士なので、重ねても屋根が重くなりすぎることはありません。
※雨漏りなどがある場合は屋根葺き替えをおすすめしています。
ノンアスベストのスレート屋根とは?
1990年代中盤〜2000年代中盤に製造されたものがノンアスベストのスレート屋根です。(健康被害の報告で、使用禁止になった後に製造)
アスベストなしだと割れやすく、耐用年数は10〜15年ほど。
ちなみに2000年代後半〜のスレート屋根は改良され、ノンアスベストでも丈夫で長持ちするようになりました。
【施工開始】ルーフィングと金属屋根材を設置
木製の貫板を撤去
屋根板金の下には、貫板(ぬきいた)という木で作られた土台があります。
ところどころ雨水で黒ずみ、劣化していたので撤去しました。




当社では「屋根板金のみ」「水切り金具のみ」など、部分修理も承っております!詳しくは下記をご覧ください^^
横暖ルーフ(断熱材付きガルバリウム屋根材)を設置
続いて、既存スレート屋根材の上にルーフィング(防水シート)を敷きます。
このルーフィングが雨漏りを防止する超重要な部分となるので慎重に施工します。




その上にガルバリウム屋根材の「横暖ルーフ」を設置します。
下記のメリットがあり、当社おすすめの屋根材です!^^
横暖ルーフの特徴
- 軽量で丈夫(耐用年数30年以上)
- 断熱材付きで夏涼しく冬暖かい
- 高い防水性能




樹脂製の貫板の上に板金を被せたら完了
最後に屋根板金の土台となる貫板を設置し、屋根板金を被せます。




貫板(ぬきいた)とは?
屋根板金の土台となる部分のこと。従来は木製でしたが、近年は雨水に強い樹脂製の貫板が開発され、貫板交換の際によく用いられています。
木製貫板のメリット→価格が安く加工しやすい
木製貫板のデメリット→腐食やカビなどで劣化しやすい
(貫板が劣化すると釘がゆるみ、屋根板金がはずれてしまう)
【施工後】横暖ルーフで約30年持つ屋根に!
ボロボロだった屋根が美しく生まれ変わりました!長持ちするのはもちろん、断熱材付きなので、夏は涼しく冬は暖かくすごしていただけます。
U様も「雨漏りになる前に直せて安心しました!」と喜んでくださいました。






屋根の欠け、ひび割れの修繕は東海住研へ!
U様邸のように築15年ほどで屋根がの欠けが目立っている場合は、ノンアスベストスレート屋根の可能性大です。
そのまま放置してしまうと雨漏りや屋根材の落下につながる恐れがあります。
当社では随時無料点検も行っておりますので、お気軽にご相談ください^^
最後までご覧いただきありがとうございました!
静岡県焼津市の雨漏り修理、屋根修理、屋根葺き替え、カバー工法、リフォーム専門店 東海住研株式会社
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