藤枝市U様邸・スレート瓦下の防水シートを張り替え、雨漏りを解消!
こんにちは。現場管理の桑畑です。
藤枝市のU様より「屋根は壊れていないのに雨漏りしている」とのご相談をいただきました。
屋根の上からでは異常が見えにくくても、内部の防水シート(ルーフィング)が劣化している場合があります。
今回はスレート瓦を再利用しながら、ルーフィングの張り替えで雨漏りを解消しました。
屋根を点検すると、ルーフィングが破れて雨水が浸入




スレート瓦を一部外してみると、下地のルーフィングが劣化してボロボロの状態でした。
瓦はまだ使える状態でしたが、ルーフィングは寿命を迎えており、雨水の侵入が確認できました。
一般的にスレート瓦の耐用年数は30〜40年、ルーフィングは10〜20年程度。
そのため「瓦は元気でも下のシートがダメ」という状態が起こります。
ルーフィングとは?
ルーフィングは、屋根材の下で雨水の侵入を防ぐ“最後の砦”のような存在です。
表面の瓦が割れたりズレたりしても、ルーフィングがしっかりしていれば室内への雨漏りは防げます。
逆にこの部分が劣化すると、見た目がきれいでも内部では水がまわってしまうことがあります。
▼天井にシミや雨漏りのサインがあるときは、東海住研の屋根・外壁点検をご利用ください
雨漏り調査・修理の詳細はこちら
劣化したルーフィングを撤去し、「ノアガードⅡ」に張り替え




棟瓦とスレート瓦を一時撤去し、下地のルーフィングをすべて交換しました。
採用したのはケイミューの「ノアガードⅡ」。
改質アスファルトよりもさらに耐久性と防水性に優れた高分子系ルーフィングです。
ノアガードⅡの特徴
・高い防水性と耐久性で屋根下地を長期保護
・柔らかく施工性が良い
・紫外線・熱に強く、長持ち
高分子系ルーフィングは、アスファルト系よりも軽くて強く、熱や紫外線による劣化が少ないのが特長です。
特に夏場の屋根は表面温度が70℃を超えることもあるため、耐熱性の高いシートを選ぶことで長期的な安心につながります。
スレート瓦を再設置し、棟瓦も補強して強風対策




新しいルーフィングを張り終えたら、スレート瓦を一枚ずつ丁寧に戻していきます。
棟瓦は針金でしっかり固定し、強風でもズレにくい構造に!
強風による棟瓦の浮きやズレは、近年の台風でも多く報告されています。
下地を整えたうえでしっかり固定することで、飛散防止だけでなく見た目の美しさも長持ちします。
瓦を活かした部分修繕でコストも節約


ルーフィングのみの張り替えで雨漏りが無事解消し、U様にも「屋根を全部交換せずに済んで助かりました」と喜んでいただけました。
小さな雨漏りや瓦のズレでも、お早めの点検が大切です。
東海住研では部分修繕から葺き替えまで幅広く対応しております。
▼当社の雨漏り修理の施工事例はこちらをご覧ください!
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