静岡県島田市N様邸|和室の聚楽壁(じゅらくかべ)をクロス貼りにする内装工事
「和室の壁にシミができているのでキレイにしたくて…」とN様からご相談。
こんにちは。現場管理桑畑です。静岡県島田市のN様から、和室の壁をクロスに交換したいとのご相談がありました。
「土壁もいいのだけれど、お手入れしやすいクロスに変えたい」とのこと。
早速現場に向かいました。
【施工前】聚楽壁にシミがあり、ところどころ黒カビも発生
お部屋は和室に似合う聚楽壁でした。土壁なので自然な風合いが魅力的です。
ただ、N様邸は築年数も長く壁にシミができていたり、よくみると隅のほうには点々と黒カビが発生していました。






聚楽壁(じゅらくかべ)とは?
美しい土の質感が魅力の土壁。昔から茶室などで使用されてきたこともあり、格調高い雰囲気を醸し出すことができます。
その風合いは魅力的ですが、水拭きができないのでほうきでホコリを落とすなどお手入れ法に工夫が必要。
【施工開始】部屋全体を養生し、聚楽壁の上に合板を貼っていきます


聚楽壁(土壁)からクロスにする場合、下記の3つの方法があります。
- 土壁がなくなりスッキリする
× 土壁をはがすのがとても大変で、工期も価格も高い
(2)土壁の上に合板や石膏ボードを貼って+クロス
- 下地が平らなのでキレイに仕上がる
× 工期が少し長くなり、合板代がかかる
(3)土壁の上に下処理+クロス
- 工期が短く施工価格が安い
× 下処理を相当キレイにしないと凸凹感が出てしまう
今回は仕上がりのキレイさと工期のバランスが良い「(2)合板を土台にする方法」をご提案しました。
クロスの土台となる合板を貼る
壁の大きさをはかって、合板をピッタリサイズにカットします。職人の腕の見せ所ですね!
その後、1枚1枚丁寧に壁に貼りビスで固定しました。
合板同士の境目が凸凹しているとクロスを貼った時に影響が出てしまうので、境目は特に慎重に調整しました。






土台の上に白いクロスを貼って完成


合板を貼り終えたら、クロス貼りです。
まずは合板の継ぎ目にパテを塗って隙間を隠し、表面を平に整えます。こちらは仕上がりを大きく左右するとても重要な工程です。
そして、空気が入らないようにスクレパーなどを使いながら慎重にクロスを貼っていきます。
美しい仕上がりとなりました。これで拭き掃除も手軽にできますね^^
【施工後】白いクロスで和室全体が明るくなりました!


施工前は少し薄暗い和室でしたが、クロスを白にしたことで明るい印象となりました!
合板を土台にしてあるので、表面も平らでキレイな仕上がりとなっています。
N様にも「シミもなくなったし、今後はお掃除が手軽にできるから嬉しいです。」と喜んでいただけました。
壁の色を変えるだけでもすごく印象がガラッと変わるのがわかりますね。
和室のクロス張り替えや洋室化など、内装工事も大歓迎!
当社では屋根修理の他に内装工事も多数行っています!
「和室を洋室にしたい」
「黒ずみのあるクロスを張り替えたい」
といった内装リフォームも東海住研におまかせください!




少しのリフォームでもお部屋の印象が変わったり、ぐっと暮らしやすくなるので、迷っている方はお気軽にご相談くださいね。
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もちろん、相談のみも大歓迎です^^/
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