藤枝市のA様から「庭側テラスの波板屋根を直したい」とのご依頼が

2025年6月21日2025年6月22日

施工前

施工後

築30年経った波板屋根が、割れたり白く濁ってきて取り替えたい、というご相談

こんにちは。現場管理桑畑です。

静岡県藤枝市のA様から、「洗濯干しにつかっているテラスの屋根が古くなってきて、新しくしたい」というご依頼がありました。

【施工前】波板が白く濁って、採光が悪くなっていました。

早速現地に向かい、状況を調査しました。

A様邸には木製骨組みとポリカボネード屋根のテラスがあり、たしかに屋根が白く濁っていました。

お話を聞くと、築30年ほど経っているそうです。

ポリカの屋根自体は経年劣化で白くなっており、強度も弱まって割れている箇所もありました。

ただ、当時大工さんが作ったという骨組みは強度も十分でまだ使える状態だったので、今回は屋根のみの葺き替えをご提案しました！

ポリカ波板が経年劣化で白く濁るのはなぜ？

主には紫外線の影響です。新品の時は透明度も高いのですが、何年も紫外線が当たることで白や黄色に変色してきます。また、高温多湿な環境や豪雨による衝撃なども劣化の原因となります。

【施工開始】波板を外し、新品に交換していきます。

古い波板をすべて撤去し、骨組みを清掃します。

さすが大工さんが作られただけあって、とてもしっかりした作りです。

同じ職人仲間として「私たちも丈夫で長持ちする施工をしなければ！」と感じました。

細い骨組みの上でも慣れた手つきで作業

今回は低い場所なので足場はなし、脚立からそのまま屋根に登って作業しました。

細い骨組みの上でも、経験豊富な職人達でスイスイと作業を進めていきます。

ポリカ波板を一枚設置→傘釘（かさくぎ）で固定→次の波板を設置

ということを繰り返して、午後の早い時間には作業完了することができました！

経験豊富で頼りになります！当社自慢のスタッフをご紹介！

波板をつけるなら、ポリカボネードと塩ビどちらがいい？

こうしたテラスやベランダの屋根によく使用される素材として、ポリカボネードと塩ビ（ポリ塩化ビニル）があります。

特徴	ポリカボネード	塩ビ
耐用年数	10〜15年	3~5年
衝撃に強いか	強い	弱い
耐候性、耐熱性	高い	低い
価格	高め	お手頃

比べてみると塩ビ波板よりもポリカボネード波板のほうが長持ちすると言えるでしょう。
デメリットは初期費用が少し高いことですが、10〜15年は取り替えの手間がないと思えばコスパは良いです！

例えば、「壊れた屋根の応急処置」や「お試しでベランダに屋根をつけたい」といった場合は価格の安い塩ビで様子をみるのも良いでしょう。

【施工後】15年耐久のポリカボネード波板で、明るいテラスに！

ポリカボネードは透明性も高く、　施工後は屋根の下にも十分に光が届くようになりました。お洗濯物を干すのに最適ですね！

骨組みが丈夫で屋根のみの交換だったので、朝の早い時間から施工を開始して午後すぎには完了することができました。

A様も「とても明るくなって気持ちがいいですね！早く工事してくれて助かりました！」と喜んでくださいました。

お客様が快適な環境で暮らせるためのお手伝いができ、私たちも嬉しいです＾＾