藤枝市M様から「屋根の下が傷んでいるので修繕したい」とのご依頼、鼻隠しを板金でカバー、雨樋交換と外壁塗装
藤枝市のM様から「屋根の下と外壁のヒビ割れを直したい」とのご依頼が
こんにちは。現場管理桑畑です。
静岡県藤枝市のM様から、「屋根下の塗装がめくれていて、直したい」というご相談がありました。
【施工前】木製の鼻隠し(はなかくし)の塗装がボロボロに




M様邸は和風の2階建てでした。「屋根の下が傷んでいて〜」とおっしゃっていたのは、「鼻隠し」の部分でした。
木で作られており塗装されていましたが、経年劣化で塗装がはがれてきていました。


鼻隠し(はなかくし)とは?
屋根のすぐ下にある、雨樋の下地となる部分。屋根裏に雨風が入り込むことを防いでいます。
木製の鼻隠しは劣化が進んでいたので、塗装ではなく全体を板金でカバーすることをご提案しました。
モルタル製の外壁はひび割れが目立っていました


続いて外壁も点検しました。
M様がおっしゃっていたように、主に縦方向のひび割れが5箇所以上ありました。
0.3mm以上幅のあるひびだったので、シーリング処理だけでは修繕できません。
そのため、Uカット工法で修繕することとなりました。
【施工開始】ガルバリウム鋼板で鼻隠しをカバー


先ほども書いた通り、木でできた鼻隠しは劣化していたので板金を貼って修繕しました。
できるだけ長持ちするように、超高耐久のガルバリウム鋼板を採用しました。
ガルバリウム鋼板(こうはん)とは?
・サビにくく耐久性が高い
・軽量で建物への負担が少ない
・モダンでスッキリした印象に仕上がる
という特徴を持つ軽量金属素材。非常に扱いやすいので屋根や板金処理に多く使われています。






雨樋は長持ちする「PC50」に交換


雨樋も高耐久のものに交換しました。
パナソニック製の「シルビスケアPC50」です。
こちらはスッキリした見た目でどんな住宅にも合う万能な軒樋です。
PC50のメリット
- 硬質塩化ビニル樹脂の中にスチール芯が使われており丈夫
- 軽量で建物への負担が少なく作業性も◎
- 退色・変形しにくい
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
軒樋と縦樋を交換しました。
外壁のヒビはUカットシール工法で補修


Uカットシール工法とは、ひび割れ周りをグラインダーという道具でU字に削り取り、シーリング材(コーキング材)を詰める工法です。
削った面がラウンドしているので耐久性が高く、ひび割れの再発を防止します。
Uカットシール工法のメリット
- ひび割れが再発しにくい
- 防水性能の向上
- 外壁の寿命を延ばす


カット後


カット後


カット後
ひび割れを削った後の様子です。ヒビの幅が広がっているのがお分かりいただけますでしょうか?
割れを広げて大丈夫?と思われるかもしれませんが、不規則な割れ目よりもキレイに半円状にくり抜いたほうがひび割れが広がりにくいんです。
こうしたひび割れは雨漏りの原因となることもあるので、しっかり補修しました!
雨漏りは屋根からだけじゃない!?雨漏り調査・診断のご依頼はコチラ




カットした溝にプライマーを塗り、シーリング材を詰めました。シーリング材を詰めることでこれ以上ひびが広がるのを防ぎ、防水効果もアップしました。
その後十分に乾燥させ、外壁塗装をします。下塗り、中塗り、上塗りと丁寧に3回塗りしました。
【施工後】鼻隠しを板金でカバーし、外壁も塗装で美しく






屋根周りはすっかりキレイになり、きりっと引き締まりました。また、外壁はレモンイエローで塗装したので住宅全体の雰囲気が明るくなりました!
M様も「少し変えるだけで全然印象が違いますね!長持ちする素材を提案してもらえてよかったです」と喜んでくださいました!
お客様に喜んでいただけると私たちも嬉しいです!^^
屋根周りなど部分的な修繕も東海住研におまかせ!


当社では今回のような屋根周りの付帯部工事も得意です!
「雨樋が外れたからそこだけ直したい」
「屋根の端っこ(板金)だけ外れている」
などの部分的な修繕でもかまいません!
お困りのお客様のもとへ迅速に点検・修理に駆けつけますのでいつでもお気軽にご相談ください!^^
↓↓2025年3月にヒョウが降った際はお客様からの修繕依頼が多数あり、スタッフ一同でなるべく早く修繕できるよう奔走しました
最後までご覧いただきありがとうございました!
静岡県焼津市の雨漏り修理、屋根修理、屋根葺き替え、カバー工法、リフォーム専門店 東海住研株式会社
/ S /